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松永天馬
Temma Matsunaga
1982年8月12日、東京生まれ。
音楽家/詩人/作家/俳優/映像作家…
職業、松永天馬。
”トラウマテクノポップ”バンド・アーバンギャルドのヴォーカル、コンセプターにしてリーダー。多くの歌詞を担当し、ポップかつ実験的、独特な言語世界を構築。
2017年、よりディープな詩世界、”男性”性に踏み込んだキャリア初のソロアルバム『松永天馬』をリリース。
自作詩を朗読して勝敗を決める「詩のボクシング」の世界チャンピオンタイトル保持者でもあり、俳優、作家、映画監督など多岐にわたって活動している。
音楽家として
2000年代後半よりバンド・アーバンギャルドで活動を開始し、2011年ユニバーサルミュージックより「スカート革命」でメジャーデビュー。バンドは8枚のフルアルバムほか、シングル、ミニアルバム、DVD、ベストアルバム、ライヴアルバムなどをリリース。
13年フランス・パリの「JAPAN EXPO」出演。海外でのライヴも定期的に行う。
17年四年半ぶりのニューシングル「あくまで悪魔」をリリース。タワーレコードデイリーチャート1位(17年1/3付)&週間チャート5位、オリコンデイリーチャート4位&週間チャート17位を記録。
デビュー十周年となる2018年春、過去最大規模となる中野サンプラザでのワンマンライヴを成功させ、十周年記念アルバム「少女フィクション」をリリース。
2017年ソロアルバム「松永天馬」を発表。セルフタイトルにして、自身の生、性に斬りこんだ内容は、各界で話題に。ミュージシャンのみならず他ジャンルのクリエイターとも積極的にコラボレーションを行っている。
2019年、タワーレコード内にプライベートレーベル「TEN RECORDS」発足。第一弾としてセカンドソロアルバム『生欲』リリース。
2022年、ソロデビュー五周年を記念し、キャリア初の四十七都道府県ツアー「四十七人の天馬」を敢行。更にサードアルバム『不惑惑惑』リリース。
俳優、映像作家として
2015年突然のオファーによりNHK Eテレ「Let's天才てれびくん」で天馬係長として二年にわたってレギュラー出演。アンダーグラウンドな表現活動から一転しての子供番組出演は視聴者を驚かせる。後、満島ひかり主演 NHK BSプレミアム『シリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎』準主役に抜擢されるほか、井口昇監督作品、島田角栄監督新作主演などの公開も予定されている。
俳優活動と並行して自身も映像を監督、脚本、出演とこなす。初監督作品「血、精液、そして死」は自主映画の祭典「MOOSIC LAB 2017」の招待作品となる。
また自身ソロやバンドのMVディレクターも多数担当。
2018年、初の長編映画『松永天馬殺人事件』を監督・脚本・音楽・主演。新人映画の登竜門「MOOSICLAB2018」にてミュージシャン賞、男優賞のほか、余りにも規格外な内容であることから急遽新設された「松永天馬賞」を受賞後、劇場公開。
詩人、作家、言葉のパフォーマーとして
音楽以前に詩作からキャリアをスタート
させた松永にとって言葉はあらゆる活動の原点となる。
2013年よりS-Fマガジンなどで断続的に文芸作品を発表。デビュー二作目「モデル」は2014年星雲賞短編候補作にノミネート。2015年初の書籍「自撮者たち 松永天馬作品集」は詩と散文、短編小説をまとめたものとなる。その後バンドの楽曲をモチーフにした短編集「少女か小説か」など、数冊の書籍を発表。
また学生時代より参加している、自作詩の朗読で勝敗を決めるパフォーマンス「詩のボクシング」では、世界ライト級王座 6代目チャンピオン=現在の世界チャンピオンでもある。
映像や音楽をまじえた朗読パフォーマンスも定期的に行い、ソロライヴではその一端を披露することもある。
美術家、講師として
作品からグッズまで、自身プロダクトのほとんどのコンセプトやデザインを担当するほか、ミクストメディアなどの作品も数作発表。2017年度のNHKハート展ではドローイングも披露した。
また定期的に講師なども務め、これまで各地のNHKカルチャー、慶應義塾大学、明治大学、デジタルハリウッドなどで教壇に立っている。